ウフィツィ美術館とヴァザーリの回廊|フィレンツェ観光モデルコース【一人旅体験記】

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前回のフィレンツェ移動トラブルはこちら
https://sakulight.blog/travel/post-253/

フィレンツェの朝:バールで味わう本場のカプチーノ

朝6時起き。自分でも早いなと思いながら駅の横のバールへ。カプチーノとクロワッサンで約3ユーロ。安い。しかもちゃんと美味しい。駅横だからすぐ電車が見えるのも旅情を感じる。日本の駅ナカで飲むカフェラテとは別物。

ウフィツィ美術館の見どころと入場のコツ

今日のメインはウフィツィ美術館と、ずっと楽しみにしていたヴァザーリの回廊。下調べはろくにしていないけど「有名な絵がいっぱいあるらしい」というざっくり情報だけで突入。

キャリーケースを引いてバス停へ25分歩いたけど、Googleマップの表示が間違っててバスに乗れず。仕方なくそのまま歩いたら、乗る予定だったバスが渋滞に巻き込まれていて、結局歩いた方が早かった。途中でアルノ川を撮影。観光客はだいたいヴェッキオ橋から撮るけど、この角度から撮る人は少数派でしょう。

ウフィツィ美術館とヴァザーリの回廊

ウフィツィ美術館とヴァザーリの回廊の予約方法はこちらにまとめています。

ヴァザーリの回廊の入り口

9時ごろに到着。すでに行列。でもヴァザーリの回廊は時間指定&「2時間前までに入らないとダメ」というルールがあるから、スタッフのお兄さんが優先的に通してくれました。

イタリアのデパートでも見た保安検査。キャリーケース持ち込みもギリギリセーフ。90Lサイズは厳しいと思う。とりあえず検査後にクロークに預けて身軽になりました。

教訓を活かして「まずヴァザーリの回廊の入り口探そう」と思ったけど、案内が全然なくて見つからない。結局諦めて普通に展示を見ながら進むことにしました。

芸術に笑う:印象に残った展示作品

最初の部屋の展示が強烈でした。イエスの磔刑シーンが、同じ構図で2枚並んでいるんですけど、片方はしおしお、もう片方は真顔。なんでこの2枚を並べたんだって言いたくなりました。芸術の深さより,シュールさに笑いました。

他にも気になる作品はあったけど、知識がないので「へぇー」で流します。まあ、生きていればまた来ることもあるでしょう。

またオフライン…そして迷子パート2

ここでまたオラフライがオフライン。再起動しても復活せず。どうしようもないので諦めてそのまま観覧。最後の展示を見終わっても回廊の入り口が見つからず、出口付近でようやく「ヴァザーリの回廊はD19です」という看板を発見。わかるかそんなもんと心の中で叫びながら、いちいち部屋番号を確認してD19まで戻る羽目になります。

念願のヴァザーリの回廊

やっと入口を発見して、時間になると20人くらいでツアー開始。半年も前に予約しておいてよかったです。パスポート提示も必要で、なかなか厳重です。

回廊からアルノ川を眺めたり、ヴェッキオ橋を歩く人を見下ろしたり。戻る時に気づいたんですが、橋の上に並んでいる店の真上が回廊だったみたいです。あっという間にピッティ宮殿まで到着して解散。

観光地価格に要注意!バール&スーパーで節約ランチ

観光地ど真ん中は値段が高いのでバールを探します。イタリアのバールは日中からやっていて、夜はさっさと閉まる店が多いです。コーヒーだけじゃなく、パンやお惣菜も置いてあるので観光客にはありがたい存在です。

ここではサンドイッチとコーラを注文。ボリュームたっぷりで10ユーロ。ヨーロッパ価格に慣れてきたせいか「安い」と思ってしまいました。日本円にすると1600円。金銭感覚が狂ってます。

水も街角の売店だと2ユーロするけど、スーパーなら1ユーロ以下。ヨーロッパはちょっとした行動で200円くらい節約できるから侮れない。

お土産ショップでつい散財

朝来た時はまばらだった広場も14時ごろには大賑わい

クロークでキャリーケースを受け取るついでに出口のショップへ。夢に出てきそうな絵本が並びます。

日本語の画集まで置いてあってあります。海外ではanimeに分類される本も多くおいてあって驚きました。結局、10ユーロの画集を購入しました。無駄遣いは控えたいけど、これは旅の思い出になります。

フィレンツェからボローニャへ

キャリーケースを引きながら駅へ。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂やサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の外観を眺めつつ移動したけど、石畳の上をキャリーで進むのは地獄でした。

1時間半前に駅へ到着し、今度は出発時間と車両番号をしっかりチェック。前回みたいな失敗はしたくないです。10分前に電光掲示板にホームが表示され、無事にフレッチャロッサへ乗車。ボローニャ駅は地下駅でした。

宿はAirbnbで借りたアパートの一室。映画に出てきそうな雰囲気でちょっとワクワク。夕食はスーパーで買ったナス入りラザニアとサラダ。質素だけど、これが「暮らすように旅する」ってやつでしょう。

旅の学び:ヴァザーリの回廊は予約必須、節約術と移動の心得

  • 下調べゼロの美術館は危険:ヴァザーリの回廊は予約必須。入口もわかりにくい。
  • 観光地は財布に厳しい:飲食店は高額。バールとスーパーが最強。
  • 移動は余裕を持って:石畳+キャリーケース=体力消耗。時間も心も削られる。

次回予告

美食の街ボローニャでの観光編。名物パスタを食べられるか?

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