旅行20日目|ベルリンからパリへ。EasyJetで国境越え、Porte de Clignancourt初日

Travel

ブランデンブルク空港の保安検査と搭乗まで

ブランデンブルク空港の保安検査は想像以上に厳重でした。荷物をレントゲンに通したうえで、ポケットの中まで確認され、ダウンジャケットも脱ぐよう指示されます。金属探知の精度も高く、ちょっとした金具でも反応します。


検査を抜けると、A側の奥に給水設備が1台だけ設置されていました。ボタンを押すと水が出るタイプで、並んでいなければ見逃すほど控えめな存在感。飲んでみると典型的な硬水で、ミネラルが強めです。

EasyJetでドイツを離れ、フランスへ

EasyJetの搭乗は完全にセルフマネジメント。アナウンスはなく、搭乗時間が近づくと人が自然に列を作り始めます。自分でタイミングを見て並ばないと、置いていかれます。
搭乗ゲートA31から遅れて13時15分発。機内は3-3配列のやや狭めの構造で、格安航空らしい効率重視の造り。手荷物サイズは厳密ではなく、明らかに座席下に入らない場合だけ制限されそうです。


15時ごろパリに到着。さよならドイツ、こんにちはフランス。空港からメトロ14号線に乗り、Châtelet経由で4号線へ。16時30分、Porte de Clignancourtに到着。

Porte de Clignancourt到着。多国籍エリアの空気感

ここはパリ19区の北端に位置する多国籍エリア。地上へ出るにはエスカレーターがなく、キャリーケースを抱えて階段を上がるのがとてもきつい。
夕方の街は活気があり、人の声と車の音が絶えません。通りにはアフリカ系や中東系の人々が多く、飲食店、雑貨店が入り混じっています。文化的なエネルギーを感じる一方、通りによってはゴミが多く、やや雑然とした印象もある。夜の一人歩きには注意が必要そうです。


近くの小さなブラッスリーでパンオショコラを購入。焦げ感のある香ばしさででした。地元の人たちが次々に訪れていました。ケーキは種類豊富でどれも5ユーロ以下。ベルリン中心部の8ユーロ超えのケーキを思い出すと、意外と手頃です。
ついでにチキンも購入したところ、店員のお兄さんが「大きいの入れといたよ」と言ってくれました。見知らぬ街でも、ふとした瞬間に人の温かさを感じます。

ibisホテルと街の第一印象

宿は「ibis」。フロントとバーカウンターが一体化したタイプで、雰囲気はカジュアル。エレベーターで2階へ上がると、ツインベッドの部屋。机とテレビ付きで清潔感があり、広さも十分です。冷蔵庫はありませんが、短期滞在なら困りません。
チェックイン後は疲労が一気に出て、20時ごろまで仮眠。頭痛もあり、夜は外出せず静かに休むことにしました。


「パリは物価が高い」と聞いていましたが、この地域ではベルリンと大差ない印象。パンや惣菜、水は同じぐらいで、コーラだけが少し高いです。
移動と新しい街の空気に圧倒されながら、ようやくたどり着いたパリ初日。明日からの滞在に少しだけ期待が戻ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました