旅行33日目|美術館で限界を知り、紅茶で正気を取り戻す日

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前の日
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午後:ナショナル・ギャラリー訪問

15時に出発し、16:30 ナショナル・ギャラリー入館
金属探知機チェックを通って、並ばず入れました。入場は無料です。

入った瞬間、目に飛び込んできたのは磔刑図(はりつけのキリスト)
青空の下で描かれた開放的な構図。
キリストの足元にいる人々は、感情のない真顔で描かれている。
自分でも、この構図が好きなのかもしれないと思いました。

ただ、この日は体調が悪く、頭がぼーっとして視界も不良
人の多さと騒がしさで集中力が持たず、
どんな名画を見ても心に入ってきませんでした。

ルノワールやモネも、ただ“見た”だけ。
絵の前で1分も立てず、
「今日はもう無理だな」と思って出口へ向かいました。

そして出口付近で、ようやくゴッホの《ひまわり》を発見。
見逃すところでした。
何度見てもこの黄色は“静かな熱”を感じさせます。
次は、体調が万全な日にもう一度向き合おうと思います。


🍺 夜:パブを探すも断念

ギャラリーを出て、JubileeラインでLondon Bridge方面へ向かうつもりでしたが、
間違えてEmbankment駅まで歩いてしまいました。
結果、パブは行けず。

調べていた候補は「Bunch of Grapes」というローカルパブ。
1杯£6〜£7、軽食を合わせても£18〜£20ほど。
カード決済・Apple Payも使えます。
結果は行けませんでしたが、次回来たときに立ち寄りたいと思います。


☕ 宿での夜

宿に戻ると、ホストが用意してくれたYorkshire Teaを発見。
イギリス定番の紅茶みたいで、渋くなりにくくミルクティーにも合うそう。

熱湯を注ぎ、4分待ってティーバッグを外す。
最後にミルクを一滴。

紅茶をいれながら、M&Sで買った冷蔵タリアテッレを温めます。
パスタを食べながら紅茶を飲み、
夜の締めにビールを一口。
「紅茶で整えて、ビールで締める」
——それだけのことが、妙に満ち足りて感じました。


水とボトル問題

ロンドンの水事情は相変わらずカオス。
コーラがビールより高いのは、砂糖税(Sugar Tax)のせいらしいです。
500mlの水も需要と再利用政策の影響で高額。

2025年現在のリフィルボトル相場は:

  • プラ製:£5〜£8
  • ステンレス製:£10〜£20(平均£15)
  • 高級ブランド(Chilly’sなど):£25〜£35

無料給水スポットが増えており、
アプリで最寄りを探せるみたいです。

ちなみに、ナショナル・ギャラリーで見た£9のプラボトルは、
むしろ良心的価格だったみたいです。
次回行くとき、迷わず買おうと思います。

M&Sではボトルが見つからず、
今後はBoots、Tesco Extra、Waterstonesあたりを回る予定。


🌙 今日のまとめ

美術館で限界を知り、紅茶で正気を取り戻した日。

名画も紅茶も、体調次第でまったく違って見えます。
旅のテンションは少し落ち着いてきた感じがします。

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