ブイヨン・ピガール完全ガイド|一人でも英語で注文できるパリの人気老舗レストラン体験記

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パリで「安くて美味しくて雰囲気もある」レストランを探すなら、真っ先に名前が挙がるのがブイヨン・ピガール(Bouillon Pigalle)
老舗ブイヨン文化を現代風にアレンジした人気店で、英語メニュー・カード決済も完備。
この記事では、実際に現地を訪れた体験をもとに【行列の待ち時間・英語注文のコツ・おすすめメニュー】を詳しく紹介します。
一人旅でも気軽に入れるカジュアルさと、最後のクレームブリュレで感じた“幸福の余韻”まで――パリ旅行の締めくくりにぴったりの一軒です。

ブイヨン・ピガールとは?パリで復活した庶民派ブイヨン文化

ブイヨン(Bouillon)は、19世紀に労働者や学生が手軽に温かい料理を楽しめるよう生まれた食堂文化。
その伝統を現代に蘇らせたのがブイヨン・ピガールで、手頃な価格とクラシックな内装、活気ある雰囲気で地元客・観光客の両方から支持されています。
スープ(bouillon=だし)を中心にした料理構成が特徴で、フレンチの原点を味わえると評判。
店舗はメトロ「Pigalle(ピガール)」駅から徒歩すぐ。
営業時間は12:00〜24:00、ランチの平均予算は15〜25ユーロ程度です。

行列必至!ブイヨン・ピガールの待ち時間と入店のコツ

お昼は、旅の最後のイベント——Bouillon Pigalle(ブイヨン・ピガール)。
12時15分着。開店直後なのに、すでに店の外も中も行列が停止。たぶん開店前から並んでいた人たちの入店処理で手一杯なんだと思います。
列の中には中国人観光客もちらほら。全体的に観光客比率が高い感じです。
しばらく雨がぱらつき始め、傘を持っていなかったのを少し後悔。人が密集しているので、雨の日はレインコートのほうが便利だと感じました。
それでも「せっかく来たからには食べたい」という気持ちが勝ちます。
途中で列を抜ける人もいたけれど、自分はそのまま1時間並び続けました。
ようやく入店。一人客だったおかげで、窓際カウンター席に案内されました。雨に濡れた街を見下ろしながら食事できるなんて、特等席です。

英語で注文OK!一人でも入りやすい理由

ブイヨン・ピガールの店内はカジュアルで明るい雰囲気。先日のブイヨン・シャルティエよりも肩の力が抜けている印象。
どちらの店も一人でも入りやすく、「一人=恥」という文化はありません。
メニューはフランス語・英語・ドイツ語・中国語・日本語対応。注文は口頭で、店員が端末に入力する形式。ステーキは焼き加減も選べます。
会話はすべて英語で問題なし。支払いはカードのタッチ決済OK。
チップは機械に金額入力欄があり、最低5%から選べる仕組みでした。
現金を出す必要もなくスムーズに完了。観光客に優しい設計です。

おすすめメニューと実食レビュー|ブイヨンスープ・ステーキ・クレームブリュレ

頼んだのはブイヨンスープ・ステーキ・25clワイン。
本当はエスカルゴを試したかったけど、予算を見て断念。

ブイヨンスープは、セロリ・ネギ・ニンジンが小さくサイコロ状に刻まれ、胡椒がしっかり効いていて少し辛め。これが“ブイヨンの基本”という味。
体が温まり、胃も落ち着きます。「ブイヨンスープは何かを教えてくれる味」——と思いました。

ワインは25clとメニューに書いてあったけど、どう見ても35clは入っています。味の細かいことはわからないけど、普通に美味しい。
パンは少し酸味があり、スープに浸すとさらに酸味が増します。疲れた体には、その酸っぱさがちょうど良かったです。

ステーキは焼き加減が完璧で臭みもなく、塩味強め。ポテトはステーキの2倍くらいの量。冷めてもサクサクな感じ。

最後に注文したクレームブリュレは5分で運ばれてきて、表面はしっかりキャラメリゼ。
スプーンで割ると、カリッという音と香ばしい香り。中はとろとろで、口に入れた瞬間に幸福が広がります。
これです。私が求めていたものは。この瞬間、旅の締めとして完璧だと思いました。少し大げさかもしれないけど、人生に意味を感じました。

ラデュレで締めるパリの午後|英語で伝える礼儀の一言

食後はLadurée(ラデュレ)へ。お目当てはコンフィチュール。
マカロンは日本でも買えるけど、コンフィチュールはここでしか手に入りません。
店員も英語対応でしたが、やはり最初の「Bonjour」と最後の「Merci」は必須。
日本では「すみません」から始まるけど、フランスでは「Bonjour」から始まるのが礼儀。
その一言で相手の態度が柔らかくなるのを感じます。

まとめ|パリで英語が通じる一人旅レストランならブイヨン・ピガール

  • ブイヨン・ピガールは開店直後でも行列が止まるほどの人気店。
  • 雨の日は傘よりレインコート推奨。
  • 一人でも入りやすく、英語で注文・カード支払いOK。
  • ブイヨンスープは“基本の味”を教えてくれる一皿。
  • クレームブリュレは「人生に意味を感じるデザート」。
  • ヨーロッパでは「こんにちは」と「ありがとう」が必須。

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