20,000mAh+5,000mAhを使った実体験から整理します
モバイルバッテリー選びで一番時間を取られるのが「容量」です。
5,000mAh、10,000mAh、20,000mAh……と比較しているうちに、Amazonのタブだけが増えて結局決まらない、という経験はよくあります。
ですが、実際に使ってみて感じたのは、
困るポイントは容量そのものではないということでした。
この記事は、選択肢を増やすためのものではありません。
道具まとめを読んだあとに残る迷いを潰すための整理です。
結論から書きます|私の構成はこれでした
私が実際に使っていた構成は、次の2つです。
- メイン:20,000mAh(Type-Cケーブル内蔵)
- 予備:5,000mAh(小型・軽量)
実際に使っていたのは、ほぼ20,000mAhだけでした。
5,000mAhを使ったのは1回だけです。
ただし、その1回がなければ普通に詰んでいたと思います。
なぜ20,000mAhをメインにしたのか
容量は「考えなくて済む」ラインでした
観光日、移動日、作業日。
どの日も「今日は充電が足りるかな」と考える必要がありませんでした。
スマホを頻繁に使う状況では、
残量を気にしなくていいこと自体が大きな価値になります。
20,000mAhは、「安心を持ち歩いている」感覚に近かったです。
Type-Cケーブル内蔵が想像以上に便利でした
この20,000mAhは、Type-Cケーブルが本体に収納されているタイプでした。
これが想像以上に便利でした。
- ケーブルを探す必要がない
- ポーチを開ける必要がない
- バッグから出して、そのまま挿せる
使うまでの動作が一つ減るだけで、使用頻度が変わります。
容量が大きくても、
使うまでが面倒だと人は使わなくなります。
※私が使っていたのは、
「20,000mAh・Type-Cケーブル内蔵・バッグ直入れ前提」のこのタイプです。
重さはありますが、持ち歩かなくなるほどではありませんでした
正直に言うと、20,000mAhは軽くはありません。
100均のポーチにも入りません。
そのため、運用はバッグに直接入れる前提でした。
それでも、「今日は置いていこう」と思ったことはありません。
メインとして使う前提なら、十分許容できる重さでした。
では5,000mAhは何だったのか
使用したのは1回だけでした
本当に、使ったのは1回だけです。
ただしその時は、
- スマホが0%
- メインの20,000mAhも0%
という、地図も連絡手段も使えない状況でした。
この5,000mAhでスマホを最低限復活させ、
移動・連絡・決済を立て直すことができました。
5,000mAhの役割は「保険」でした
- USB充電器
- ケーブル類
- 変換プラグ
これらをまとめて入れていた100均のポーチに、
追加で無理なく収まるサイズ感でした。
軽くて、かさばらず、
入れていることを忘れるレベルです。
5,000mAhは、
使うための道具ではありません。
詰んだときに生き返るための保険です。
※私が予備として入れていたのは、
「5,000mAh・軽量・ポーチ常備できる」このタイプです。
ポーチに入るかどうかは分水嶺です
ここは、かなり重要なポイントです。
- 5,000mAh:ポーチに入る → 常備できる
- 20,000mAh:ポーチに入らない → メイン運用前提
「大容量を買ったのに持ち歩かなくなる」人は、
この線引きを間違えていることが多いです。
容量より先に考えるべきなのは、
普段の持ち物にどう組み込まれるかです。
容量より大事だったポイント
実際に使ってみて重要だと感じたのは、次の3つです。
- ケーブル一体型かどうか
- 使うまでの手間が少ないか
- バッグやポーチに自然に収まるか
容量は、そのあとで考えれば十分でした。
私の結論です(これ以上シンプルになりません)
- 1台で安心したい人
→ 10,000〜20,000mAh(できればケーブル内蔵) - 不安を切り分けたい人
→ メイン+5,000mAhの予備
私の場合は、
- 20,000mAhが生活
- 5,000mAhが保険
という役割分担でした。
道具まとめを読んだ人へ
ここまで読んで、「自分の構成もこれでいいかも」と思えたなら、
あとは全体を一度だけ確認すれば十分です。
モバイルバッテリーは、
その中の一部が整理できただけ。
他の道具も同じ基準で選べていれば、
準備はもう終わっています。

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