The dare Skywalkはこちら
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朝〜昼:ゆるいスタートと、発券のミッション
11時起床。予定より寝過ごしましたが、今日は「Wicked」観劇の発券が目的。焦らず行動開始します。
宿のPlaistow駅からDistrict Line(via Victoria)に乗車。
この「via Victoria」表記の電車なら乗り換えなしで一直線にVictoria駅まで行けます。
実際、車内放送でもSt James’s ParkやWestminsterを経由するとアナウンスされており、安心して座っていられます。
所要時間はおよそ35分。
Victoriaで通信状況が安定し、久々にスマホの5Gマークが点灯。
Googleマップが普通に動くだけで感動するレベル。

Apollo Victoria Theatre(アポロ・ビクトリア劇場)は、Victoria駅を出てすぐ。
昼間は落ち着いた外観ですが、夜になるとエメラルドグリーンのライトに包まれ、
「ここから魔法が始まる」と思わせるような雰囲気に変わります。
劇場のチケットオフィスに入り、名前とメールアドレスを記入。
Go City Passを提示すると、電子チケットがメールで送られてくる仕組み。
Go City Passでは事前予約はできず当日チケットオフィスに行って発券してもらう必要があり、座席はランダムです。
この日の私の座席は Dress Circle L10。
舞台全体を見渡せる好位置らしいです。期待が高まります。
席で当たりっぽいのが出て欲が出て「せっかくだし、今日は奮発して観劇前にパブで一杯飲もう」と心に決めます。
午後:パブ文化に少しだけ混ざる
一度宿に戻って作業をし、夕方に合わせて再出発。
17時発 → 18時Victoria着。

まずは駅近くのパブ The Willow Walk を覗きますが満席。
代わりに構内の The Beer House へ。
プロセッコを頼みたいですが高いです。
カウンターでMadriビールを1パイント注文します(約7.5ポンド)。
1階は混み合っていましたが、2階席は驚くほど空いていました。

事前にブリトーを食べていたため食事はなし。
ただ、バー・スナックがパイントと一緒に頼むと+2.79ポンドでお得だったらしく、
ちょっと悔しい気分になります。
周囲を眺めていると、仕事帰りのサラリーマン風のお兄さんが
ウイスキーをストレートで一気に飲み干して退店して行きました。
かっこいいです。あれがロンドン流の“整える一杯”らしいです。
夜:緑の魔女、圧倒のステージ

19時、Apollo Victoria Theatreに到着。
外観はすでにライトアップされ、夜の街に映える緑の光。
中規模ながら満席に近く、会場の熱気がすごいです。

酔いの勢いもあって、パンフレット(約2,400円)を購入してしまいました。
グッズを買うつもりだったので、結果的にちょうど良い衝動買いになったと思い込むことにします。
ロンドンの劇場文化は意外と自由。
隣の客はビールのグラスを持ち込み、斜め前の席ではポップコーンを食べています。
ただし映画館のようでいて、やっぱり生の迫力があります
劇場のWi-Fiは遅すぎて、Wikiを開くことすらできません。
でもそれがかえって良く光と音の魔法の世界に没入できました。
前半・後半の二部構成。
エルファバが空へ飛び立つ瞬間で前半が終わり、観客席から拍手と歓声が沸き起こります。
音楽と歌声の力に押し流されるように時間が過ぎました。

舞台装置の動きは驚くほど滑らかで、
“動いていることを感じさせない”ほどの完成度。
先日の The Dare Skywalk に続き、また体験で心が震える瞬間を得ました。
帰宅後:紅茶とトライフルで整える夜

公演後は寄り道せず帰宅。
夕食はM&Sの冷蔵アルフレードパスタ、紅茶はYorkshire Tea。
デザートは一昨日からのStrawberry Trifleで締め。
三日目のトライフルは少し水っぽくなっており、
「二日で食べ切るべきだな」と学習します。
紅茶はストレートで。
カップの湯気とトライフルの甘い香りが混ざって、
一日の終わりをゆるやかに整えてくれました。
今日のまとめ
- District lineでVictoriaまで直通。St.PancrasからはVictoria lineで。
- Wickedはロンドンに来たら絶対見る価値あり。
- パブ文化の「一気に整える」スタイルを目撃。
- 劇場文化の自由さとロンドンの人間模様を体感。



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