2025年12月12日。 Google Search Consoleを確認すると、インプレッションが目に見えて落ちていました。
クリック数や平均掲載順位が大きく崩れたわけではありません。 それでも、グラフが急に下がっているのを見ると、正直なところ少し気持ちはざわつきます。
ただ、感情だけで判断すると余計な行動を取りがちです。 そこで今回は、このタイミングで何が起きているのか、 そしてなぜユーロスター記事を5本で止めるという判断をしたのかを、 途中経過の記録として整理しておきます。
起きた事実:インプレッションが急に落ちた
Search Console上では、特定の日を境にインプレッションが減少していました。
一方で、
- クリック数は極端には落ちていない
- 平均掲載順位も大きくは変わっていない
という状態でした。
つまり、検索結果に「出なくなった」というより、 表示される回数が整理されたように見える変化です。
この「インプレだけ落ちる」という現象は、 初めて見ると不安になりますが、原因を切り分けて考える必要があります。
まず確認したこと(問題はなかった)
最初に疑ったのは、技術的なトラブルです。
- インデックス削除
- noindex設定のミス
- 手動ペナルティ
- タイトル変更の影響
しかし、Search Consoleのカバレッジや手動対策の項目を確認したところ、 どれにも該当しませんでした。
少なくとも、ブログ側の明確なミスや事故ではないと判断できます。
今起きていると考えていること:評価の整理フェーズ
現時点で考えているのは、 ブログ全体が評価の整理フェーズに入ったという可能性です。
記事数は70本を超え、内容も徐々に絞られてきました。
- ユーロスター関連の記事
- 長期ヨーロッパ旅行
- 鉄道移動や道具
テーマが分散している状態から、 「何について書いているブログなのか」が見え始めてきた段階です。
このタイミングで、Google側が一度表示を整理し、 どの記事を軸として出すかを調整しているようにも見えます。
インプレッションが減った=否定された、とは感じていません。
ユーロスター記事は「5本で十分」と判断した理由
今回のインプレ減を受けて、 ユーロスター記事についても整理しました。
現在あるユーロスター関連記事は、以下のような役割をカバーしています。
- 実際の乗車体験
- 食事や車内環境
- 予約・購入の流れ
- 注意点や比較
- 全体のまとめ
調べる側が知りたいことは、ひと通り網羅できています。
ここから6本目、7本目を書くことも可能ですが、 内容が近くなり、内部競合が起きる可能性が高くなります。
今の課題は「書き足すこと」ではなく、 書いた記事をどう流すかだと判断しました。
そのため、ユーロスター記事は5本で止めることにしました。
今やらないと決めたこと
インプレが落ちたタイミングだからこそ、 あえてやらないことも決めています。
- ユーロスターの新記事を増やす
- 新ジャンルに手を出す
- 数を目的にした投稿
- 毎日数字を追い続ける
不安な時ほど「動いている感」のある行動を取りがちですが、 それが正解とは限りません。
次の15日間で確認したい数値
次のステップとして、15日間だけ区切りを設けます。
金額の目標は置きません。 代わりに、行動と結びつく数値だけを確認します。
- ユーロスター5記事すべてから、道具まとめ記事へ内部リンクを送る
- 道具まとめ記事を出口ページとして固定する
- Search Console上で、クリックが発生する記事を3本以上作る
- 読了後に、次のページへ進む動きが見える状態を作る
大きく伸ばすことより、 数字が動いているかどうかを確認するのが目的です。
なぜ15日という区切りにしたか
ブログは長期戦です。 一方で、区切りがないと判断が曖昧になります。
15日あれば、
- 導線が機能しているか
- 記事の役割分担が合っているか
- 数字が反応するか
を一通り確認できます。
まとめ:インプレ急落は「止める判断」をする合図だった
インプレッションが落ちたからといって、 積み上げたものが消えたわけではありません。
むしろ今回は、 「書き続ける」から「設計と検証に移る」ための合図だったと考えています。
ユーロスター記事は5本で止め、 ここからは流れを整えるフェーズに入ります。
結果はまだ出ていません。 ただ、判断できる位置には来ました。
この記録は、15日後にもう一度振り返る予定です。


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