スリ対策は、グッズを増やすより「やられる場面」と「自分のクセ」を先に潰したほうがリスクを下げます。
ここでは、私が7週間ヨーロッパを移動しながら見た・感じた「やられる人の共通点」を、行動ルールに落としてまとめます。
結論:スリは「テクニック」より「状況+隙」で起きる
- 危ないのは「治安が悪い場所」より、気が緩むタイミング
- 取られるのは「カバン」より、スマホと財布の“瞬間置き”
- 対策は「注意する」ではなく、毎回やる手順を決める
「結局やられる人」の共通点7つ
1) 乗り換え・改札・エスカレーターで判断が増えている
地図、チケット、案内板、荷物。やることが増える瞬間に、手元が雑になります。スリはこの“忙しさ”が大好物です。
2) スマホを出しっぱなしにする
写真、地図、翻訳。便利で、つい握ったまま歩きがちです。
「落とさないように強く持つ」より、出す時間を短くするほうがいいです。
3) 「一回だけ」のつもりで置く
券売機の前、カフェのテーブル、荷物整理の一瞬。
「今だけ」が積み重なって、やられます。置くなら、必ず手か視界が届く位置に固定します。
4) 財布・カード・現金を一箇所にまとめている
被害が大きくなる人の特徴はこれです。
分散しているだけで、ダメージが激減します。
5) 焦って「その場で」立て直そうとする
盗難直後はパニックになります。ここで判断を増やすとさらに失敗します。
現実的なのは、やる順番を決めておくことです。
6) 「安全そうだから大丈夫」と思っている
観光地・駅・混雑した通りは、狙いやすいため人が集まります。
「人が多い=安全」ではなく、「人が多い=手が入りやすい」です。
7) 体力が落ちて、動作が雑になる
疲れていると、しまう・確認する・戻す、が省略されます。
スリは“雑さ”に反応します。旅の後半ほど注意です。
予防は「ルール化」すると回る
スリ対策で強いのは「気をつける」より、危ない状況で判断しない仕組みを先に作ることです。
- スマホ:「出す → 確認 → しまう」を1セット(握ったまま歩かない)
- 分散:財布・カード・現金は分ける(被害を大きくしない)
- 乗り換え:行き先確認は人の流れの外で(その場で地図を開かない)
- 置かない:一瞬でも台の上に置かない(置くなら手か視界が届く場所)
「盗まれない工夫」だけでなく、万が一の土台も作っておく
スリ対策は「盗まれない工夫」だけではありません。万が一のときでも、地図・連絡・チケットを確認できる状態があると、移動や手続きの負担が大きく変わります。
▶︎ 移動日でも困りにくかった「電源・通信・サブ端末」まとめ(7週間実録)
まとめ:スリ対策は「注意」ではなく「手順」で勝つ
- やられるのは、判断が増えるタイミング
- スマホの出しっぱなしと「一回だけ置く」が危ない
- 対策は意識ではなく、動作をルール化する
- 万が一に備えるなら、電源・通信・サブ端末の土台が効く
次に読む
- パスポートを盗まれた/失くした → パスポート盗難時の手順(まず何からやる?)
- スマホだけは失いたくない(事前に潰す) → スマホ盗難で困らない準備(2段階認証・バックアップ)


コメント