結論:HolaflyのeSIMは便利ですが、旅の現場で「これさえあれば大丈夫」と当てにしきる設計は危ないと感じました。
実際に私は、現地SIMやドコモ回線は繋がるのに、Holaflyだけ繋がらない(または不安定)という場面を複数回経験しています。
一方で、トラブル時のチャット対応のレスポンスは良く、さらに返金対応も想定より手厚かったため、対応面では一定の信用はできる会社だとも思いました。
この記事では、Holaflyの体験談を「叩く」方向ではなく、起きた事実と、旅行中に詰まらないための復旧手順・バックアップ設計をまとめます。
TL;DR(忙しい人向け)
- Holaflyが繋がらない(不安定)場面があった
- 同じ場所で現地SIM/ドコモ回線が繋がることもあった
- だからeSIMは「メイン回線」ではなく「保険」として設計した方が安全
- トラブル時のチャット対応はレスポンスが良かった
- 返金対応は想定より手厚く、対応面は信用できると感じた
1. 何が起きたか:Holaflyだけ繋がらない(または不安定)場面があった
私のケースでは、旅行中にHolaflyの通信がうまく動かない/不安定と感じる場面が複数回ありました。
特に困るのは、「圏外」ではなく電波表示が出ているのに通信が成立しない、または遅すぎて実質使えないタイプの不調です。
そして厄介なのが、同じ環境で
- 現地SIMは繋がる
- ドコモ回線も繋がる
- Holaflyだけ繋がらない/不安定
という状態が発生したことです。
もちろん通信は環境要因もありますが、こういう比較が成立すると「旅のメイン回線」としては不安が残ります。
通信が死ぬと困ることは、だいたいこのへんです。
- Googleマップが使えない(=移動が止まる)
- ホテルや交通の予約確認が出せない
- 連絡手段がなくなる
- 翻訳が詰む
2. 旅行中にHolafly(eSIM)が繋がらない時の復旧チェックリスト
まずは、現場でできることを上から順に潰すのが最短です。私は「これだけ」やってダメなら、次のバックアップに切り替える方が早いと思っています。
2-1. まず最初にやる(30秒〜2分)
- 機内モード ON → 10秒 → OFF
- 端末を再起動
- モバイルデータ通信の回線がHolafly側になっているか確認(主回線の切替)
2-2. 次にやる(2〜5分)
- データローミング設定の確認(ON/OFF)
- ネットワーク選択を「自動」→「手動」にして、利用できる回線を選び直す
- eSIMプロファイルを一度OFFにしてONに戻す
2-3. 最終手段(時間はかかるが効くこともある)
- HolaflyのeSIMを再インストール(QR/アプリ経由)
- サポートへ状況を送る(スクショや場所、時間帯など)
ポイント:復旧に時間をかけすぎると、旅の予定そのものが崩れます。一定のラインで見切って、次のバックアップへ切り替える方が安全です。
3. 結論:メインSIMは現地購入、eSIMは保険でOK
私はこの経験から、通信はこう設計した方が詰みにくいと思いました。
- メイン回線:現地で物理SIMを購入(店で開通確認までやる)
- 保険回線:eSIM(Holafly含む)は「つなぎ」「最低限」用途
旅行中は、完璧な回線を探すより、通信が死んでも旅が止まらない構造のほうが効きます。
3-1. “詰まない”ための小さい保険
- Googleマップのオフライン保存(行くエリアだけでも)
- ホテル住所・予約番号をメモ(紙でもOK)
- 予備バッテリー(通信復旧は電池を食う)
4. トラブル時のチャット対応と返金対応は事実として良かった(一定の信用はできる)
ここは公平に書いておきます。私の場合、トラブル時にHolaflyへ問い合わせたところ、チャットのレスポンスは良かったです。
「連絡がつかない」「放置される」というタイプではなく、少なくとも相談窓口として機能していたのは事実でした。
また、返金対応についても、私のケースでは想定より手厚く、返金額も予想より多かったです。
そのため、Holaflyは「何かあった時に完全放置される」タイプの会社ではなく、対応面では一定の信用ができると感じました。
ただ、旅の現場では「返金されるか」より「その瞬間に繋がるか」が重要です。
なので私は、Holaflyを含むeSIMをメインに置くより“保険”として扱う方が安全だと思いました。
5. まとめ:Holaflyは便利。でも当てにしない設計が安全
- Holaflyが繋がらない/不安定な場面があった(現地SIM・ドコモは繋がることもあった)
- 復旧チェックリストを持ち、ダメなら早めに次の手に切り替える
- メインは現地SIM、eSIMは保険として“最低限”でOK
- チャット対応のレスポンスと返金対応は良く、対応面では一定の信用ができる
(内部リンク:ヨーロッパ旅の道具まとめ→ここに内部リンク)
(内部リンク:モバイルバッテリー容量の選び方→ここに内部リンク)
(内部リンク:海外移動・鉄道移動まとめ→ここに内部リンク)

コメント