ヨーロッパ旅行のキャリーケース選びというと、65Lか90Lかのように容量から考えたくなります。私も最初はそこから入りました。ただ、実際に頭に残ったのは容量そのものより、石畳で前に出ないこと、駅で何度も持ち上げること、宿まで歩く区間で音と振動が続くことでした。ここではサイズ比較には戻らず、タイヤ、本体重量、引き手まわりの条件に絞って整理します。
石畳の多い旅行でキャリーケースがきつくなる理由

石畳で困るのは、街並みの見た目とは別のところです。
平らな床ならそのまま通れることが、石畳ではひとつずつ引っかかります。
路面がガタガタして進みにくい
石畳に入ると、キャリーが細かく跳ねます。
凹凸を拾うたびに歩みが鈍って、手にも振動が返ってきます。舗装路なら快適に引けるキャリーでも、石畳では急に扱いにくくなります。
小さな段差や継ぎ目で止まりやすい
大きな段差より、細かい引っかかる回数が多いです。
歩道の継ぎ目、縁石まわり、宿の入口のちょっとした段差で止まるたびに、持ち上げることになります。
音と振動が続く
音と一緒に、振動も一緒に続くのが嫌でした。
朝や夜の住宅街では音が目立つし、ホテルまでの最後の数分でも手に残ります。
商品ページで確認したい3つの条件

容量や見た目から選びたくなりますが、ヨーロッパ旅行の移動で気になったのは別のところでした。石畳、駅の階段、宿まで歩く区間を思い出すと、見ておきたかったのはタイヤ、本体の重さ、引き手まわりです。
タイヤ径
石畳や細かい段差では、タイヤが小さいとがたつきやすくなります。
平坦な地面ではスムーズに引けても、路面が悪い場所では段差を乗り越えるのに力を使います。ヨーロッパ旅行で街中を歩く時間が多いなら、ここは気にしておいた方がいいと思います。静音タイヤという言葉も気になりますが、石畳では静かさより止まらずに引けるかの方が気になりました。
本体重量
平らな床を引いている時は、重さはそこまで気になりません。
でも階段、ホーム移動、列車の入口、車内のラックでは話が変わります。中身が入った状態で持ち上げる場面が続くと、本体は軽い方が楽です。
引き手まわり
引き手が細い、ぐらつく、まっすぐ引きにくい。
こういう部分は、石畳に入ると気になりました。少し引っかかった時に立て直しにくいと、それだけで面倒が増えます。
重いキャリーがつらかった場面

重さが気になるのは、空港や大きな駅の平らな床を引いている時ではありませんでした。
階段、長い乗り換え、宿まで歩く区間のように、途中で持ち上げる場面が入ると一気に面倒になります。
駅の階段
エスカレーターやエレベーターが近くにあるとは限りません。
短い階段でも、荷物が重いと持ち上げるたびに腕や脚を使います。これが何回もあると、駅の移動だけでかなり疲れます。
長い乗り換え
ホームが長い、通路が長い、途中で向きを変える場面もある。
こういう乗り換えでは、引いて進むだけでは終わりません。少し持ち上げる、向きを変える、また引く、が続くので、途中で荷物そのものが嫌になります。
ホテルまで徒歩移動
駅から宿まで歩く最後の数分は、スマホに表示される時間より長く感じます。
石畳や坂が入ると、そこでも腕を使います。宿に着くころには、観光より先にゆっくり休みたくなります。
それ以外にも確認したい細かい部分
大きい条件を見たうえで、最後に細かい部分も確認しておくと整理しやすいです。
エキスパンダブル機能は本当に必要か
拡張機能があると、帰りに荷物が増えた時は助かります。
ただ、厚みが増えると、駅や宿までの移動では扱いが重く感じることがあります。買い物が多い旅なら意味はありますが、最初から広げる想定で考えるなら、移動とのつり合いも見た方がいいと思います。
商品ページを見ていると、前面に小物を入れられるタイプも気にはなりました。私は使っていないので使い勝手までは書けませんが、出し入れの多い人なら、こういうのも候補に入ると思います。
まとめ|ヨーロッパ旅行のキャリーケースは、容量より先に「石畳・段差・重さ」で見る
ヨーロッパ旅行でキャリーケースを準備しようとすると、どれぐらいの大きさを持っていくかばかり考えます。
でも、実際に移動日の中で残ったのは、石畳で動かしにくいこと、駅で持ち上げる回数が増えること、宿まで歩く区間で音と振動が続くことでした。
その意味では、サイズより前に考えたかったのは、タイヤが大きいか、本体が重すぎないか、引いた時に頼りなくないか、でした。見た目や容量を優先して決めてしまうと、街中では前に出にくい、駅では何度も持ち上げる、到着する頃には荷物を置くことばかり考えている、ということになりやすいです。
ヨーロッパ旅行のキャリーケースは「何Lにするか」だけでなく、「石畳と段差のある移動日に耐えられるか」も考えた方がいいと思います。

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